精神科デイケア

精神科デイケア「オアシス」の感染対策の取り組みについて

精神科デイケア「オアシス」は、皆さまの実現したい生活や将来を支援する、集団リハビリテーションを行う施設です。そのため、この度のコロナ禍におきましても、皆さまの体調管理や地域生活を今後もご心配なく継続して頂けますよう、安心安全な体制と環境づくりを徹底し続けております。

ご利用者様に体調不良の症状(37.0℃以上の発熱・咳や息苦しさ・全身のだるさ・味覚/嗅覚障害・寒気・筋肉痛・咽頭痛・吐き気・下痢・結膜炎、その他感染兆候と考えられる症状)が出現した場合には、速やかに看護師による聴取をさせて頂き、当院医師の判断にてPCR検査を行っております。

当院では、検体採取後15分~1時間以内で結果が判定できるPCR検査機器を導入しており、万が一、デイケア利用者様の中で新型コロナウイルス感染症の方が発生したとしても、早期に診断・早期に隔離をする体制を整えております。

現在実施している感染対策の一部を紹介します。

感染対策リスト(一部)
 ・施設内に入る前の体調チェック・検温 / 昼食前の検温
・マスク着用の徹底周知
 ・手洗いの徹底周知(施設内に入る前、昼食前、プログラム前後)
・使用前後の机や触れたものの消毒、スタッフによる定期的な消毒洗浄
 ・飛沫防止のためのアクリル板の設置、対面を回避する座席の配置
・常時換気、送風による空気循環、空気清浄機の設置・稼動
・職員はマスク、ゴーグルの常時着用、出勤前と午後の検温にて体調管理
・デイケア利用者様の中で新型コロナウイルス感染症患者が発生した場合には、他の利用者様が濃厚接触者に当たらずとも、 広く拡大PCR検査を実施

上記は、系列医療機関の久喜すずのき病院感染対策委員会「新型コロナウィルス感染症対応マニュアル」に基づき、体制強化を継続しております。
コロナウイルスが流行してから約1年半にわたる感染対策の徹底により、精神科デイケア「オアシス」では、今までにクラスターの発生は認めておりません。

今後もウィズコロナの状態は、数年単位で継続すると思われます。

「より安全なリハビリテーションの継続」が、利用者様の精神症状の緩和や生活の質の向上、対人コミュニケーションスキルの向上や、復職に向けての準備には必要不可欠なものとして、精神科治療のひとつと位置づけられています。日々のリハビリテーションの重要性を再認識しつつ、皆さまの健康的で笑顔あふれる生活を、スタッフ一同、精一杯支えていきたいと思っておりますので、デイケアへのご参加を心よりお待ちしております。

精神科デイケア「オアシス」について

「社会参加できることを目標とするデイケア」

まずはデイケアに参加してみませんか?

デイケアは社会参加です。
まずは自宅から一歩踏み出して、定期的なデイケア参加による活動を通して、
自分らしい生活を見つけていきましょう。
専門的知識を持つ看護師、精神保健福祉士、臨床心理士、作業療法士が
力を合わせて
治療にあたります。

まずはデイケアに参加してみませんか?

デイケアは社会参加です。
まずは自宅から一歩踏み出して、
定期的なデイケア参加による活動を通して、

自分らしい生活を見つけていきましょう。
専門的知識を持つ看護師、精神保健福祉士、
臨床心理士、作業療法士が
力を合わせて
治療にあたります。

  • 人付き合いをもっとうまくしたい
  • 仕事や趣味などのできる生活の習慣を身に付けたい
  • 外出ができるようになりたい
  • 友達をつくりたい
  • 相談相手が欲しい
  • 病気についてもっと知りたい
  • 自立した生活がしたい
  • 学校や仕事に行けるようになりたい

そういった方たちがデイケアに参加し、
プログラム活動や集団ミーティングなどを行うことで、生活のリズムを整えたり、
人付き合いの方法を学んだりしながら、社会復帰の準備をするところです。
オアシスについてもっと知りたい方は、当クリニックスタッフにお問い合わせ下さい。
オアシスについてのご案内を差し上げます。

精神科デイケア オアシスでの活動内容をブログで紹介しています。
楽しいプログラム活動やイベント情報、ちょっと役立つリハビリテーションの話などを掲載しています。

3階:ホール
2階:スポーツルーム
2階:カラオケルーム
屋上:庭園

精神科デイケア「オアシス」参加方法

どうすれば参加出来るの?
参加には医師の指示箋が必要です。主治医にご相談下さい。
いつ・どこで出来るの?
まず、当クリニックにおこし下さい。
活動は、月曜日から土曜日(祝祭日は除く)の午前9時30分から午後15時30分です。
どんなことするの?
日常生活で使える実用的なものや趣味としてできるものなどさまざまなプログラムがあります。
プログラムに参加しながら社会生活に必要な技能を身に付けていきます。
例)SST(生活技能訓練)、料理教室、パソコン講座、カラオケ、絵手紙などまた、年間行事としてバザー、旅行などを行います。

1週間のプログラム例

 

月曜日火曜日水曜日木曜日金曜日土曜日
午前パソコン(初級講座)
カラオケ
創作
SST
アクアピクス
(月1回)
SST
ガーデニング
メイクアロマ
健康向上委員会
料理
ハンドケア
トーンチャイム
フラワーアレンジメント
楽しい英語
ダンス
昼休み昼食
午後ヨガ
自分研究
カラオケ
バトミントン
フィットネス
社会資源講座
(月2回)
俳句サークル
(月1回) 
太極拳
学習会
アグリの会
スポーツ
絵手紙サークル
革細工
(月2回)
健康向上委員会
書道
パソコン
(中級・上級講座) 
パソコン講座
ハートフル
Cafeオアシス
午後全体会

※ 日曜、祝祭日は休診させていただきます。

SSTとは、社会生活技能訓練のことです。社会生活技能訓練は認知行動療法の一つです。自分の考えや気持ちをもっとうまく伝えられるように、実際に演じること(ロールプレイ)を通して練習していきます。
詳しく知りたい方は、当クリニックスタッフにお問い合わせ下さい。

参加費用

医療保険が適用になります。また自立支援医療制度もご利用できます。
参加費用
保険利用期間  ※1自己負担金自立支援医療
国民健康保険・社会保険・各種共済
本人/家族[3割]
1年未満2,460円820円 ※2
1年以上2,310円770円 ※3
生活保護 0円 

※1利用期間とは、デイケア開始日または前回退院日からの期間のことです。
※2、※3 自立支援医療制度には所得に応じて自己負担の上限額が設置されます。
診察代、薬代は別途かかります。

詳しくは、下記の「自立支援医療制度について」をご覧ください。

自立支援医療制度について

すずのきメンタルクリニックは、「自立支援医療制度」の指定医療機関です。
自立支援医療制度を利用した場合、当院のお支払い(医療費のみ)及び指定薬局でのお薬代が原則1割負担となります。
所得に応じて自己負担に上限額が設定されています。
 「自立支援医療制度」のご利用にはあらかじめ申請手続きが必要です。
詳しくは、市町村窓口または当院窓口までご相談ください。

自立支援制度
所得区分自己負担上限額(1か月)
「重度かつ継続」
非該当
「重度かつ継続」
該当
(1)生活保護世帯自己負担なし
(2)市町村民税非課税世帯 (低所得1)2,500円
(3)市町村民税非課税世帯 (低所得2)5,000円
(4)市町村民税 (所得割) 3万3千円未満5,000円5,000円
(5)市町村民税 (所得割) 23万5千円未満10,000円10,000円
(6)市町村民税 (所得割) 23万5千円以上医療保険による対応(公費負担の対象外)20,000円
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